2021-05-27 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
○参考人(八木正展君) TLAC規制の詳細につきましては、今後、告示であったり監督指針で定められると認識してございます。したがいまして、規制要件を満たすためにTLACを誰からどの程度の規模で調達するか等につきましては、今後の主務省の御検討を踏まえて検討を進めてまいります。さらに、規制内容次第とはなりますけれども、会員からのTLAC調達を検討する場合には、会員の収益であったり財務への影響を十分に配慮して
○参考人(八木正展君) TLAC規制の詳細につきましては、今後、告示であったり監督指針で定められると認識してございます。したがいまして、規制要件を満たすためにTLACを誰からどの程度の規模で調達するか等につきましては、今後の主務省の御検討を踏まえて検討を進めてまいります。さらに、規制内容次第とはなりますけれども、会員からのTLAC調達を検討する場合には、会員の収益であったり財務への影響を十分に配慮して
○参考人(八木正展君) お答えいたします。 現在、農林中金の保有残高は、三月末時点で約六・九兆円となってございます。ピーク時八兆円ということでございますので、それに比べると償還による減少傾向が継続してございます。なお、含み損はほとんどない状況ということでございます。
○参考人(八木正展君) 農林中金の八木でございます。今日はどうぞよろしくお願い申し上げます。 野村先生の御質問にお答えさせていただきます。 農林中金がこの五年間、どんな改革をしてきたかといったことかと思います。そんな中で、大変運用環境が厳しく続く中で、農林中金としましても、収益力の強化、業務の合理化、効率化と、こういった取組を行っております。 令和五年までの中期経営計画におきまして、農林中金グループ
○八木参考人 奨励金に関する先生の御質問でございます。 奨励金の水準等につきましては、農林中金が会員であるJA様、信連様と協議を行い、決定をしております。 厳しい運用環境が続く中、農林中金として安定した収益還元を継続するため、会員と協議を行い、令和元年度から四年間かけて奨励金を段階的に引き下げているところでございます。 奨励金は農林中金と会員との間の取決めであるため、具体的な水準や引下げの金額等
○八木参考人 先生の質問にお答えさせていただきたいと思います。CLOのリスク管理の在り方ということでございます。 まず、農林中金は、系統信用事業の全国機関といたしまして、会員から預けられた資金を運用し、安定的な収益還元を行う役割を担っており、中長期的に安定したリターンを確保することを目指した運用を行っております。 具体的には、国際分散投資を基本とする中で、債券、株式、クレジット資産などの様々な運用資産
○八木参考人 農林中金の八木でございます。今日はどうぞよろしくお願い申し上げます。 宮下先生の御質問にお答えさせていただきたいと思います。 農林中金の足下の総資産は約百八兆円となってございます。このうち、貸出金が約二十三兆円、市場運用資産が約六十兆円となっております。貸出しでは、会員や農林水産業者、食品企業、事業法人などに融資を行ってございます。また、市場運用では、グローバルな金融市場で国債、株式